そんなあなたは「掛け捨て型」
解約をしたときに払戻金がないものを「掛け捨て型」と言います。保険を解約しても支払った保険料はまったく戻ってきませんので保険料を支払っている間は保障があるというシンプルなものになります。
実は現状圧倒的に売れているのは「掛け捨て」の商品です。その理由としては商品自体がシンプルで、保険料も安い商品だからです。
各社当然売れる商品を開発し販売しますのでシンプルな商品を販売する傾向にあります。そして、実は、貯蓄型のいい商品があまりないから、お客様は掛け捨てに流れているというのが現状です。
昔と違って保険会社も運用に苦慮しているので貯蓄型の商品は出したがりません。
ただ、ここ数年保険料の値下げ競争が続いてきましたがこれ以上の保険料値下げはきびしくなってきています。そこで最近では保険料ではなく他社にはない現状にあったものにし、保障内容で勝負する会社も出てきており、貯蓄ができるような商品も出てくるかもしれませんね。
メリット・デメリットについて
メリット
- 保険料が安い
- 商品が豊富にあり、選択肢が広い。
- 商品がわかりやすい
デメリット
- 保険料は戻ってこない。 ※商品によっては違う場合もあります。
掛け捨て型」保険について
終身医療保険
終身医療保険の場合、保障は一生涯続きます。しかし、「いつまで保険料を払うのか?(保険料の払込期間)」は選択できるようになっています。
保険料の払込期間は以下の2種類です。
1. 終身払い(一生涯払っていきます。)
2. 短期払い(60歳・65歳までなど短く払込みます。)
もちろん、月々の保険料は終身払いのほうが安くなりますが一生涯保険料を支払っていかなければなりません。短期払いは月々の保険料は高くなりますが保険料の払込みが設定した期間で終わるため老後は保険料を支払いたくないという人におすすめです。
定期医療保険
定期医療保険の場合、終身医療保険とは違い、保障は定められた一定期間です。簡単に説明すると下記のようになります。
- 満期…あり
- 保険期間…一定期間を保障
- 保険料…更新するまで一定
メリット
- 期間が限定されているので終身保険に比べはじめの保険料が割安。
- もし将来いい商品が発売されたら見直しがしやすい。
デメリット
- 保険期間が限定されているため更新で保険料が上がる。 (保険期間が終了すると、そのまま保障を続けるときは更新で保険料が上がります。)
- 更新が80歳までしかできない保険もある。