がん家系は本当にがんになりやすいの?がんの遺伝とその原因

がん家系は本当にがんになりやすいの?がんの遺伝とその原因

親族にがんになる人が多いと、「うちはがん家系だからがんにかかる可能性が高い」、「がん家系だから、がん保険に入っておかなきゃ」ということをよくききます。

がん家系と聞くと「=将来がんになる」というイメージを持つ人が多いと思いますが、果たして本当にがん家系の人は一般の人よりがんになりやすいのでしょうか。

結論からいいますと、遺伝性のがんはかなりレアなケースです。なぜなら、がんにつながる遺伝子の変化は後天的なものだからです。がんは生まれてから何十年もの間にさまざまな要因を積み重ねっていた結果、遺伝子が傷つくことで引き起こされる病気です。

がん家系は本当にがんになりやすいの?がんの遺伝とその原因