経営者の皆様は、多かれ少なかれ、会社のキャッシュフローを良くするにはどうしたら良いのか、という悩みをお持ちだと思います。
しかし、「キャッシュフロー」という概念自体が漠然としているし、会計や税務といった難しい話がからんできそうなので、どこから手を付けたら良いのか分からないというのが正直なところだと思います。
難しい抽象概念や専門用語を使うことなく、会社のキャッシュフローを改善し、飛躍的に増大させるのに直結する10の方法を下記にまとめました。
<方法1> | 現時点で実際に使えるキャッシュの額を毎日チェックする |
<方法2> | 「未入金」はできるだけ早期に回収し、「未払い金」の支払はできるだけ後にする |
<方法3> | 「売上」よりも「粗利」に着目することが採算性をチェックする第一歩 |
<方法4> | 「稼働時間」をチェックすれば採算性がより明らかになる |
<方法5> | 専門技術性が高いものはできるだけ外注に回す |
<方法6> | 設備投資は繁忙期を避ける |
<方法7> | 数量が多い物・サービスについては相見積もりをとる |
<方法8> | 銀行にアピールするための決算「書」対策をやめ、キャッシュを残すための決算対策をする |
<方法9> | 顧客と継続的な関係を築いていく |
<方法10> | 長期的視野をもち、短期間でのキャッシュの増減に惑わされない |
一つ一つのキャッシュの出入りがどういう意味を持つのかという視点が必要で、また、全体を大きくとらえる視点も必要であると考えます。
