誤解されがちですが、脱水症とは単なる水の不足ではありません。
人間の身体は、成人で6割が体液から成っています。
(お年寄りでは5割、新生児では7~8割と、年齢によって割合に変化がみられます)
体液とは、血液・リンパ液・唾液・粘液・消化液・唾液・ 尿など、人間の身体が生命活動を行ううえで欠かすことのできないものです。
この体液が失われた状態を、「脱水症」といいます。

脱水症になると・・・
脱水症状を起こすと、酸素や栄養素がうまく体内に行き渡らなかったり、老廃物を排出することができなくなったり、体温をうまく調整できなくなったりするなどの問題が生じます。
そのために、めまいや起こったり口の中が渇いたような感じになります。
ひどくなってくると、頭痛や嘔吐、意識障害や痙攣を引き起こすという、とても怖いものなのです。
「脱水症は命に関わることもある」ということを常に念頭に置くことが必要です。
注意が必要な時って??
●あまり食事をとれない時
(水分は、飲料だけでなく食事からも体内に取り込まれています)
●暑い時(汗で多くの水分が奪われます)
●嘔吐・発熱・発汗(水分が多く体外に排出されます)
また、水分が体外に出て行く時には、ミネラルも一緒に排出されています。

脱水症を予防するためには
脱水症の予防には、水分補給とミネラル補給が必要不可欠です。
<水分補給>
こまめに水分をとるようにしましょう。特に就寝前や起きてすぐ、入浴する前後、運動をする前後、運動中、そして飲酒後は、必ず水分をとってください。
★ 一日にたくさんの水を飲むのは難しいという方には、水ゼリーがおすすめです。
【参考】熱中症対策やダイエットにも効果的な話題の水ゼリーを徹底解説
https://welq.jp/31347
<ミネラル補給>
水分だけを補給していると、自発的脱水と呼ばれる症状を起こすことがあります。
この状態になると、身体は体液の濃度を元に戻すために水分を体外に排出して
しまうので、結果的に脱水症を引き起こしてしまいます。
そのため、水分とともにミネラルを補給することが大切です。
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