保険にはさまざまな種類があるので、どの保険を選んで良いか悩んでしまいませんか?
保険商品を決める前に、まずは保険の基本となる種類と選び方のコツを見てみましょう。
保険の種類は大きく分けて3タイプ
保険の種類は、第一分野の『生命保険』と第二分野の『損害保険』、第三分野の『医療保険』に分類されます。
●生命保険は、死亡した場合に保険金が支払われます。
(終身保険、個人年金保険、養老保険、こども保険など)
●損害保険は、財産が損害を受けた場合に保障されます。
(自動車保険、火災保険、地震保険など)
●医療保険は、生命保険と損害保険の中間に値し、生命保険・損害保険のいずれにもあてはまらない保険です。
主に医療にかかわった場合に保障されます。
(がん保険、介護保険、女性疾病保険など)
保険の選び方
保険の選び方については、まず「誰のための保険なのか」という部分から考えてみます。
1.自分のための保険
2.家族のための保険
次に、「どんな時のための保険」を考えていますか?
1.自分のための保険の場合
一般的な病気やケガについては「医療保険」を選ぶと良いでしょう。
医療保険は、病気やケガなどで入院した場合に備える保険です。手術を受けた場合や治療のために入院した場合、日数などに応じて、給付金を受け取ることができます。
また、がんを重点的に考えている場合、「がん保険」を選ぶと良いでしょう。
がんと診断された場合の診断給付金や、支払い日数に制限のない入院給付金などがあります。
(契約内容により保障内容が変わるので、内容をしっかり理解することが大切です。)
女性特有の病気については、「女性特有の保険」があります。
通常の医療保険やがん保険の保障内容に加えて、女性特有の病気についての給付金に上乗せがあるので、保障が手厚い保険になりまます。乳がんや子宮・卵巣の病気などの心配がある女性に向いています。
事故によるケガの時は、「損害保険」を選ぶと良いでしょう。
傷害保険は、日常生活で急な事故などでケガによって、入院や通院した場合や、死亡・後遺障害になった場合に保険金が支払われます。
2.家族のための保険の場合
自分に万一のことがあった場合は「生命保険」を選ぶと良いでしょう。
生命保険は、病気やケガで死亡または高度障害になった場合に保障される保険です。
大きく2つのタイプがあり、一定の保険期間内に死亡または高度障害になった場合に限り保険金が支払われ、満期保険金の無い「定期保険」と、保障が一生涯あり、払込期間満了まで保険料が一定な「終身保険」に分けることができます。
また、こどもの教育費が必要になった時は、「こども保険」を選ぶと良いでしょう。
ケガに備える「傷害保険」と、教育資金を準備するための「学資保険」があり、滑り台で遊んでいるときに誤って落ちてケガをしてしまったなどの身近なケガを補償してくれたり、こどもの入園・入学時期に合わせて教育資金を受け取ることが出来ます。
ペットが病気やケガの時は、「ペット保険」があります。
ペットの病気やケガは、人間のような公的医療保険制度がないので、万が一の時は高額な医療費が掛かってしまいます。大切な家族の一員であるペットにも、いざという時心配のないよう保険に加入している家庭も少なくありません。

【引用先】
・イオン保険マーケット